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会社を伸ばすための幹部社員や管理職の考え方

いろいろなタイプの社員

あなたの会社には、いろいろなタイプの社員がいることと思います。私の会社も同じで、社員53名、いろいろなタイプの社員がいます。その中で、次のような分け方で、タイプを分けることができます。

A.

言われたことはしっかりこなすが、自分から進んで仕事をとりにいったり、提案したりすることはないタイプ。

B.

自分から進んで仕事をとりにいったり、提案したりできるタイプ。

 

さすがに、経営者自身はBタイプであるべきで、それがAタイプであると、その会社はジリ貧に陥ってしまいます。そもそも会社の重要事項の一つである「売上」において、自分から進んで仕事をとりにいったり提案したりできなければ、致命的ですから。

会社が大きくなるにつれての幹部社員・管理職の理想像

では、経営者以外の社員全員が、Aタイプであれば、どうなるでしょうか。社長の号令のもと、社員は指示通りに忠実に動いてくれればよい、という考えの方も経営者の中にはいるかもしれません。

 

売上規模が小さいうちは、経営者自身が全てのことを考えることで、ある程度、会社はまわっていくのですから、それでもよいでしょう。

 

ただ売上規模が大きくなってくると、そうもいきません。あなたが経営者であればお分かりのように、経営者にはいろいろな仕事が降りかかってきます。もともと会社は、社員1人、つまり社員は経営者1人のみの状態から出発しています。その時のことを想定すると、経営者の仕事(=会社全体の仕事)は、(あくまで1人のみの会社であることを想定してください)

  • 売上を作るために営業をかける。
  • 既存のお客様に定期的に訪問する。
  • 仕入先を探し、交渉する。
  • 資金繰りがまわるようにする。
  • 経理入力を行う。
  • 社会保険の届けを行う。
  • 契約書を作成する。
  • 見積りを作成する。
  • 支払い事務を行う。

 

などなど、あらゆる業務が降りかかってくるのが、経営者です。売上規模が本当に小さいときは、経営者一人で上記の業務はこなせたでしょう。しかし、だんだん売上規模が大きくなっていくと、それは無理になっていきます(私自身がその限界を感じたのは年商3千万円ぐらいのときです)。

 

そこで、社長の指示のもと、言われたことは忠実にこなせるAタイプの社員がいれば、社長は前向きの仕事、つまり会社を成長させるための仕事に力を入れることができるので、ある程度までは売上規模を大きくすることができます。

 

ただ、社長が逐一指示していくのも、もっと売上規模が増えてくると無理になります。

 

売上規模が大きくなるほど、業務量がとても増えてきます。それをいちいち社長が指示することもできないほど、業務量が増えていきます(私自身がその限界を感じたのは年商2億円ぐらいのときです)それで、幹部社員や管理職社員が必要となってくるのです。

社長の仕事を減らすために幹部社員・管理職社員はどうあるべきか

幹部社員や管理職社員には、Bタイプ、つまり自ら考え、提案し、実行していける社員でないと、いつまでも社長の仕事は減りません。社長のいないところで、その部署だけで仕事がしっかりまわり、新しいものが生み出される、それが理想的な状態です。

 

だから、会社が大きくなってきたらBタイプの社員を幹部社員や管理職社員にし、権限を委譲していかなければなりません。また役職につけた社員が、社長の言われたことしかやらない、自分からは何も発信できない、部下へ指示もできない、というのであれば、その役職は機能しないので、すぐに動くべきです。

 

そうしないと、経営者はいつまでたっても仕事が減らないし、経営者の仕事が減らないということは、経営者は前を向いた仕事ができなくなるので、会社は伸びません。

 

現在、弊社は創業6年目で年商7億円程度の状態ですが、今回述べたことは机上の空論ではなく、年々売上を伸ばしていく上で、私が感じてきたことです。

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