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政府系金融機関との取引

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【質問】

今度、土地と建物を購入するため長期借入をしようと計画しています。

 

機械なら5年くらいで十分なのですが、土地や建物になると売上につながらないので、超長期にして資金繰りを圧迫しないようにしたいのです。

 

銀行の方は、快く借入を承諾してくれていますが、政府系金融機関だと、20年くらいまで固定で超低金利!一部混ぜて借入をするすることを銀行の方に話をしたら「窓口にさせてください」と言われました。

 

政府系金融機関の取引は、直接取引と間接取引があるようですが、弊社は直接取引き出来る地域だと政府系金融機関担当の方が来られました。

 

間接取引にすると銀行の方の手間だと思うのですが、今でも「間接取引にしてください。」と言ってくれます。どう違うのでしょうか?メリツトとデメリットってあるのでしょうか?銀行の方から見て、政府系金融機関と取引をするのはどんな感じでしょうか?(M・I様38歳)

【回答】

企業が利用する政府系金融機関は、中小企業金融公庫・国民生活金融公庫が主なところです。銀行より比較的審査がゆるく、また低金利・長期で借入をすることができます。ここで言っている直接取引とは、政府系金融機関が直接あなたの会社に貸付をするが、政府系金融機関は普通預金・当座預金がないので、銀行の口座を通じて資金の貸付・返済をする方法です。

 

間接取引とは、政府系金融機関が直接あなたの会社に貸付をすることは同じだが、間に入る銀行が、政府系金融期間に対して、返済の保証をする取引のことです。

 

ただ銀行の口座を貸すだけか、それとも銀行が保証するかの違いです。

 

保証は、融資金額全額に対して行うのではなく、例えば中小企業金融公庫の場合融資金額の80%部分に対してというように、保証の割合が政府系金融機関ごとに決められています。銀行は、保証をすることによって一定の手数料を得られるので、ただ口座を貸すだけの直接取引より銀行は儲かります。

 

御社の場合、優良な企業だから貸倒れの危険は少ないと思って、銀行担当者が間接取引を勧めるのでしょう。顧客としては、直接取引の場合は政府系金融機関を窓口として、間接取引の場合は銀行を窓口として手続きを行うぐらいの違いしかなく、メリット・デメリットは特にないです。

 

銀行は、優良な企業には融資をしたく、政府系金融機関より自分の銀行から借りてほしいと考えますが、業績の悪い企業には、もし融資相談を受けた場合、積極的に政府系金融機関の利用を勧めます。

 

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