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再リスケ時の信用保証協会への保証料の払いが厳しい

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【質問】

当社は数年間リスケをしており、次の期限も同じようにリスケをしたいと思っていますが、信用保証協会への保証料の払いが厳しいと思っています。

 

保証料がかかること自体に本当は納得していませんが、そこはしかたがないとも思っています。ただ、支払いが厳しいことに変わりがないので、一度ではなく何度かに分けて支払いできないでしょうか。(サービス業 A社様)

【回答】

リスケをされていることから資金繰りが厳しいことは十分に理解できます。資金繰りが厳しいからリスケを依頼するのですが、その際に保証料がとられるのも事実であり、その支払いにより資金繰りが圧迫されることもあるでしょう。

 

ただ、保証料を支払わないという選択はできないので支払うことになるのですが、その支払いを分割にできる信用保証協会もあります。

 

ただ、全国に信用保証協会はありますが、画一的なルールで運用されておらず、都道府県などにより異なりますので、一度、分割での支払いができないかとご相談されてもいいかと思います。

 

もうひとつの方法としては、現在1年で変更手続きをされているならば、その期間を半年とか短くすれば保証料も少なくなりますので、検討されてみてはと思います。ただ、半年ごとに見直し、契約手続きがきますので、手間は多くかかります。

 

別の考え方ですが、毎年冬に手続きを行っているのなら、来年も同じ時期に同じように手続きをする可能性があると考え、今から1年後に向けて少しずつでもお金を別管理されることもおすすめします。

 

どちらにしましても、早くリスケからの卒業が必要であり、そのためには財務支出を賄える本業のもうけがいります。ここへの着手により、本当の悪化要因を除いて欲しいと思います。

この記事の著者

  • 野上 智之

    公立大学法人北九州市立大学卒業、大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も10社を担当し各地でセミナーや研修を実施したり、地域金融機関との連携を実施。行政書士試験合格、宅地建物取引士、動産評価アドバイザー(TAA)、中小企業庁ミラサポ専門派遣登録専門家、プッシュ型事業承継支援高度化事業登録専門家(中小企業庁)、再生支援ネットワーク会議メンバー(広島)

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