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リスケ卒業して正常返済する場合

メルマガ読者とのQ&A

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【質問】

当社は6年間リスケをしています。コロナでとても苦しかったのですが、どうにか事業を継続できました。今年に入り、売上も伸びており改善傾向にあります。そこで、ご質問なのですが、業績が良くなっているので、リスケをやめて正常に返済したいと考えています。このことを銀行に相談した場合、対応してくれるのでしょうか。(サービス業S社)

【回答】

コロナもあり、また、6年間のリスケはとても大変だったと思います。そして、今年からの売上回復、とてもよかったと思います。

 

さて、このような状態の中で銀行へ正常返済に向けて相談することはいいことだと思います。ただ、1点確認したいことは、この6年間の間メインバンクとのコミュニケーションは取れていたかということです。リスケ中なので音信不通という状態では、相談にのってくれないこともありますので。

 

ある程度コミュニケーションが取れている状況を前提に次の話をします。

 

例えば、現在の借入残高が6,000万円だとすると、10年返済に借換えた場合の毎月の元金返済額は6,000万円÷10年÷12ヶ月ですので50万円になります。

 

一番理想的な状況は、リスケ中ではあるが毎月50万円返済している状態です。つまり、リスケを卒業して正常化もでき、毎月の返済額も減額できる状態です。

 

次にリスケ中に毎月30万円返済している場合です。業績回復により毎月60万円は返済可能という経営改善計画があり、その計画に実行性が確認できれば、毎月の返済額を30万円から50万円に増額しても返済は可能で、借換によりリスケから卒業できます。

 

どちらにしましても、現在の状況、未来の状況を計画に落とし込み、メインバンクに納得してもらうことが重要です。ここで納得いただければ卒業です。しかし、納得が得られない場合や経営改善計画の中身が薄い場合は改善の余地があります。

 

是非とも弊社を活用いただき、社長様のお悩みを少しでも解消してください。あなたの事業の更なる発展をご支援いたします。

 

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この記事の著者

  • 野上 智之

    公立大学法人北九州市立大学卒業、大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も10社を担当し各地でセミナーや研修を実施したり、地域金融機関との連携を実施。行政書士試験合格、宅地建物取引士、動産評価アドバイザー(TAA)、中小企業庁ミラサポ専門派遣登録専門家、プッシュ型事業承継支援高度化事業登録専門家(中小企業庁)、再生支援ネットワーク会議メンバー(広島)

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