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2023年度の企業倒産実績状況と黒字倒産の原因及び対応策について

今回は、2023年度の企業倒産実績状況と黒字倒産の原因及び対応策についてお話をします。

 

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倒産状況実績推移

直近4年間の倒産状況実績推移は下記の通りです(負債総額1,000万円以上)

 

・倒産状況  ・件数(件)    ・負債総額(億円)

 2020年   7,773(△7.3%)    12,200(△14.3%)  〔カッコ内は前年比〕

 2021年   6,030(△22.4%)   11,507(△5.7%)

 2022年   6,428 (+6.6%)     23,314 (+102.6%)

 2023年   8,690 (+35.2%)    24,026 (+3.1%)

(資料:東京商工リサーチ)

業種別での推移

業種別では、1位が飲食業を含むサービス業他が2,940件(33.8%)、第2位が建設業1,693件(19.5%)、第3位が製造業977件(11.2%)です。

 

倒産件数は4年ぶりに8,000件台になりましたが、今後、融資の返済負担、資金調達難等で資金繰りが一段と厳しくなることが予想され、今年は10,000件前後になると思います。

 

倒産の中には黒字倒産が含まれていますが、事前に対応策を立てることにより回避することが可能になります。

黒字倒産する原因と対応策

黒字倒産の対応策

黒字倒産する原因

  1. 入金・支払いのタイミングズレの把握不足
  2. キャッシュフローの未管理
  3. 過剰在庫・不良在庫の存在

黒字倒産回避への対応策

  1. 入金・支払いのサイトを見直し、資金繰りを廻す
  2. 資金繰り表の作成
  3. 利益率の改善
  4. 銀行からの資金調達、条件変更による返済負担額の軽減
  5. 適正在庫化、不良債権の把握

 

損益計算書の利益と現金の流れは必ずしも一致しません。資金繰り表やキャッシュフロー計算書を作成して、キャッシュフローがプラスになり、資金繰りが廻るような経営を行うことで黒字倒産は回避することが可能になります。

 

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この記事の著者

  • 井上 貴裕

    東京の地方銀行に15年間勤務。主に中小企業を対象に、担当者として常時100社前後を担当し、多くの取引先と接し、企業の成長・発展に貢献。事業再生支援・財務分析による経営改善等幅広い業務に携わり、資金調達、金融機関との交渉に強みを持つ。長年勤務し身に付けた業務・知識・経験により、金融機関との良好な関係作り、資金調達の支援、銀行が要望している資料作成は熟知している。500社以上の経営者様の相談を受け、解決手段を1000案以上の提案している。

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