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銀行借入といった負債ごと会社を引き取り0円でM&Aした事例

電気工事業

売上高1.4億、営業利益△2,000万

金融機関借入金1億、債務超過

従業員数10名

 

スキーム 株式譲渡、代表者は2年間非常勤にて顧問契約

売買金額 1,000円

売手側アドバイザー

 

コロナ前に社長様より後継者がいないので譲渡を考えていると相談を受け、M&Aに取り掛かるも直後にコロナが流行し業績悪化、コロナ禍の真っ只中であったが3社程興味を示し面談・現地視察を行う。

 

同業であった2社は業績悪化していたため見送りとなるも他業種の1社と基本合意に進む。しかし売買金額が折り合わず破断になる。

 

当初は営業利益が若干の赤字で銀行借入も6000万であり売主の希望額は2500万であったが、提示額は1500万と金額に開きがあった。

 

業績回復の見通しがつかない状況を考え複数回にわたり希望額の減額してはと提案するも希望額を減額するにはいたらず、買手探しも難航する。

 

しかし破断から約8ヶ月後に社長様より銀行借入といった負債ごと会社を引き取ってくれるのであれば0円でも構わない、破断となった会社にもう一度話をして欲しいと依頼があった。

 

買手サイドのアドバイザーに連絡を取りアプローチを依頼。その後約3ヶ月後に成約となる。赤字、債務超過、借入過多の会社の場合は、M&Aの難易度が高いためどれだけ希望額を下げれるかが鍵となります。

 

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この記事の著者

  • 堂園 卓也

    経歴
    流通小売業(東証1部上場)の会社にてストアマネージャーとして店舗運営管理(損益管理、在庫管理、人員管理)、不振店舗の再生担当として従事。

    実績
    ・原価管理及び値決め力の向上による粗利率の改善
    ・借入金の長期短期のバランス調整によるキャッシュフロー改善
    ・売上債権、仕入債務、在庫回転率の改善による財務改善
    ・リスクマネジメント(保険の見直しによる財務改善)
    ・資金調達

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