2015年12月1日より株式会社フィナンシャル・インスティチュートは株式会社エクステンドに社名変更しました。

株式会社エクステンド

中小企業の事業承継・事業再生の
コンサルティングならエクステンドにおまかせ

株式会社エクステンド
  • 0120-316-071
  • お問い合わせ
  • 金融機関紹介実績No1
経営革新等支援機関
コラム
  1. ホーム
  2. > コラム
  3. > 名古屋・東海地方の銀行対策・倒産回避の『ツボ』
  4. > 銀行における自社分の貸倒引当金の積立額

銀行における自社分の貸倒引当金の積立額

2011年12月7日号

 

先月2011年11月22日に、金融庁が金融検査マニュアルの改定を
おこないました。

 

『「資本性借入金」の積極的活用について』

http://www.fsa.go.jp/news/23/ginkou/20111122-4.html

http://www.fsa.go.jp/common/about/shihonseikariirekin.pdf

 

債務の一部を資本性の高い「劣後ローン」に転換したり、
劣後ローンを新規に貸し付ける際の条件をマニュアルで明確化し、
金融機関に活用を促す。

劣後ローンは企業の資本と見なされ、負債額が目減りするため、
新規融資につながると期待する。

 

劣後ローンとは、よく「DDS」とも表現され、以前より、
お聞きになったこともあるかと思います。

国(金融庁)としても、なかなかこのスキームが活用されていない
ことを鑑み、この度、金融機関にとって条件緩和をおこなうことで、
少しでも活用されるようにしたいことがうかがえます。

 

この劣後ローンについて、信用金庫の方と最近話をしたことがあります。

 

坂 :「今回、金融庁から劣後ローンでの条件緩和がありましたが、
   支店や本部としての取扱い環境に変化はみられますか?」

 

担当者:「まだ改定があったばかりなので、方針等はでていないが、
    今回の条件緩和ですぐに対応が積極的になることはない
    と思います」

 

坂 :「政府系金融機関や中小企業再生支援協議会での案件を
    良く耳にしますが、その辺りはどうですか?」

 

担当者:「劣後ローンの仕組みは昔からあり、(中小企業再生支援)
     協議会からそうした案件はないか、と案件紹介を求められ、
     検討したこともありますが、 結局のところ、(貸倒れ)
     引き当てが充分されていなければ、難しいです」

 

坂 :「協議会から求められ、検討された案件は
    結局どうなったのですか?」

 

担当者:「(貸倒れ)引き当てを100%近くやっていた案件が
     少ないこともあり、実施には至りませんでした」

 

今回の信用金庫の担当者の話からもわかるように、銀行としては、
自行の自己資本の問題は避けて通れません。規模が小さかったり、
体力的に厳しい銀行にとっては、貸倒引当金がかなり積まれた案件
でなければ採用は難しそうです。

 

逆に、体力ある信用金庫や、ある程度規模のある地方銀行や政府系
金融機関では、劣後ローンの実施可能性も出てくると思われます。

 

今回の、金融庁の金融検査マニュアル改定の話題を、金融機関担当者
等に振ることで、その銀行の取扱いの積極性や、自社の貸倒引当状況や
格付け状況を確認することもできるのではないのでしょうか?

 

常に銀行とのコミュニケーションをはかることを意識して
話題づくりをおこない、積極的に銀行の情報を入手してみてください。

 

「2011年12月7日号」執筆:坂将典

銀行とのつきあい方

ご登録いただいた方には最新号を配信させていただきます。

銀行員の本音が分からない、なんで融資を断られるのか分からない、そんな中小企業の経営者、財務経理の担当者など、資金調達に悩んでいる方へ、資金調達方法、銀行とのつきあい方、銀行の内部事情を、元銀行員が教えます。

メールマガジンのお申し込み

金融機関紹介実績No1
支援機関
0120-316-071
contents
  • 事業再生
  • M&A
  • 円滑な廃業
  • 建設業専門利益大幅向上コンサルティングサービス N-CAP
  • よくある質問
  • 実際の事例集
  • 会社概要
オンラインショップ

facebook

pagetoop
事業再生、事業承継、友好的M&A 〒105-0004 東京都港区新橋1-7-11 橋善ビル4階  
TEL:03-3575-5580 FAX:03-3575-5590
  
pagetop