銀行から返事がない時
銀行に融資を申込んで、その後しばらくその銀行から音さたがない時、企業の方としては、どうなったか、心配になりますよね。
銀行員の中にも、いろいろなタイプがいます。
1つのタイプは、申込者のことを考え、つど状況を伝えてくれる人。
もう1つのタイプは、銀行で融資審査の結論が出るまでは、申込者に何も話さない人。
銀行員は、ほとんどが後者のタイプです。
それは、ただ申込者につど状況を報告することが面倒くさいから、ではありません。
審査の途中で、申込者に、気を持たせる(融資が通ることを期待させる)ようなことを言ってはいけないという気持ちが銀行員にあります。
そのため、はっきりした結論が出るまでは、銀行員は、申込者に経過を話そうとはしないのです。
しかし、融資を申込んだ方としては、審査がどうなっているか、気になりますよね。
もし気になるようであれば、融資の申込時に、
「いつ頃までにお返事はいただけそうですか。」
と聞いておいたらいかがでしょうか。
そして、その時までに返事がなかったら、電話で問い合わせてみてください。
しかし、あまりしつこくなりすぎないようにしてください。
毎日のように、「融資審査はどうなったか。」という電話を受けても、実際、銀行では審査が進んでいないのですから、答えようがありません。
また、融資の可能性を高めておきたいのであれば、同時に別の銀行で、融資を申込んでおくのもいいかもしれません。