「リスケジュール」と「延滞」とのちがい
リスケジュールと、延滞、言葉は似ていますが、全然ちがうものです。
リスケジュールと延滞とで、決定的にちがうことは、銀行との「合意」です。
リスケジュールは、銀行と交渉することにより、毎月の返済金額を減額してもらったり、猶予してもらったりすることです。
これに対して、延滞は、銀行と交渉を行うこともなく、融資の返済が滞っている、そのような状態を指します。
リスケジュールは、銀行の同意を得て、返済額を減らしているものです。
返済金額変更の契約書も、交わします。
延滞は、銀行の同意を得ていない状態です。企業側が交渉など、何もしないでおくと、銀行は競売、保証人への請求など、強行な手段をとってきます。
このちがいについては、気をつけておいた方がいいです。
あなたの会社が、仮に返済が厳しい場合、銀行とリスケジュールの交渉を行い、返済金額を変更してもらってください。