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コンサルタントと詐欺師の境界

経営コンサルタント

事業再生コンサルタント

資金調達コンサルタント

銀行取引コンサルタント

経費削減コンサルタント

売上向上コンサルタント

 

などなど、コンサルタントにはたくさんの肩書きがあります。コンサルタントというのは何ともおかしな肩書きで必要な許可・認可・届け出もなければ必須とされている資格もありません。

 

本人が名乗ってしまえば「コンサルタント」です。私自身も恐縮ながらコンサルタント、という肩書きを使用しております。コンサルタント業務は大半の場合には物的な納品物がありません。形あるものとしてお客さまがその効果の有無を認識することは大変です。

 

お客さまからよく言われることがあります。

 

「最初に相談をするまでは、清水の舞台から飛び降りるくらいのつもりだった」

「実際、信頼してよいコンサルタントは、どのように判断できるだろう?」

 

コンサルタントに相談してみようと考えてみても

 

「騙されたらどうしよう」
「結局、何をしてくれるの?」
「この人の言うこと、信頼していいのかな?」

 

とこのように思うことでしょう。

 

当然、人柄であるとか、実際に面会した時の感覚によって判断するべき部分は大きいのですが、経営者のあなたにとって合うコンサルタントを見つける判断基準がありますので参考にしてみてください。

「手段」と「目的」の差を見出して、コンサルタントを判断する

資金調達やリスケジュール、資金繰り対策から会社分割、リースバック、税金対策、承継、経営計画から売上向上、財務管理、原価管理、経費節減…

 

これらは全て、目的に向かうための手段であり方法論です。「手段」を「目的」のように語ることしかできないコンサルタントは詐欺師と判断してよいでしょう。

 

例えば、

  • リスケジュールすればよい
  • 会社分割をすれば、危機は乗り越えられる
  • 是非リースバックしましょう

 

このようなアドバイスしか言わない、言えないコンサルタントは手段が目的にすりかわっています。

 

なぜ、すりかわっているのか?

 

それは、それしか提供できるものがないから。企業や経営者の将来の目標そのものに対する回答を持っていないから。お客さまの買いたいものを理解せずに自分の手持ちの売りたいものだけを売ろうとしている、と言えば、もう少し分かりやすいでしょうか。

 

経営には正しい情報が不可欠ですから、色々な人に相談してみるのが良いでしょう。そうすればコンサルという名の詐欺に会う危険は激減します。

 

私としては、コンサルティングの目的は

 

  • 経営者の明日の目覚めを、今日より充実した安心できるものにすること
  • そのために十分な現預金を確保し、それが事業収益によって増えていく状況をつくること
  • 経営者が引退するまでの道筋をつくること

 

です。リスケジュール他は、このための手段として使っていくものだと考えています。

この記事の著者

  • 今野 洋之

    1998年さくら銀行(現三井住友銀行)入行。6年間で一般的な融資から市場取引、デリバティブ等広範な金融商品を多数取扱う。その後、企業側での財務経理責任者としてM&Aを実施、フリーとしての活動を経て2008年に当社入社。 相談・面談件数は全国で1100件以上、メルマガや雑誌等の記事執筆からメディアからの取材対応も多数。 一般的な金融取引の見直し、借入の無保証化、銀行取引の見直しによるコスト削減を一企業で年間8百万円以上達成。 粉飾開示と同時の返済条件変更依頼、条件変更中の新規融資実行も多数実施し、変則的な条件変更(一部金融機関のみの条件変更)の実行や、事業譲渡による再生資金の調達、事業を整理する企業の上記を全て、法制度・コンプライアンスの抵触なしに履行。

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