他の銀行に融資を借換えされた銀行が怒ってきた
【質問】
H銀行の借入が2本あり、その内訳は、2,600万円と1,300万円でしたが、この1,300万円の方を別の信用金庫で2,000万円借り替えてしまいました。
現状H銀行2,600万円、信用金庫2,000万円の融資残高でした。
N銀行の担当者は、他の金融機関へ借換えされたことは屈辱的であった、と言ってました。
当面の資金繰りには問題ないのですが、今後N銀行にはどのように接していけば良いでしょうか?
(F様)
【回答】
借換えしてしまったことは、もう戻せません。
次のように、H銀行に話をしてください。
1.今回の借換えは、信用金庫から勧められたものであり、自分は何も知らずに借換えしてしまい、H銀行との長年の取引を、結果ないがしろにしてしまったことは申し訳なかった、と伝える。
できれば支店長に伝える(支店長はこの借換えの事実を把握していると思われます。このような、支店の営業(融資を拡充すること)に不利になることは、支店長の耳に入るものです)。
支店長に伝えられなくても、担当者や融資係長に
「できれば支店長に、一言でもおわびを直接申し上げたい。」と言って姿勢を見せておけば、それが支店長の耳に入ることでしょう。
2.次は、H銀行で融資を受けるつもりだ、と伝える。
これだけで、H銀行の感情はやわらぐことでしょう。