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社長の仕事の優先順位について考える

小生の結論から申し上げると、社長は、「急ぎでない重要な仕事」に時間を充てて欲しいと思います。

 

仕事に追われる人生は大変なものです。いつも納期に追われて仕事をしている方がいらっしゃる一方で、粛々と腰を据えて仕事する方がいらっしゃいます。では何故この違いが生まれるのか、検証、解明していきましょう。

 

この違いが生じるのは、仕事の進め方にあると思います。もう少し具体的に述べると、仕事を区分する基準を持ち合わせているか否かではないでしょうか。

 

それでは、仕事を区分する基準を二つ用意してみましょう。

 

1.重要性の有無が一つ目の基準です。

→その仕事が重要か、重要でないかの区分です。

 

2.緊急性の有無が二つ目の基準です。

→急ぎであるか、急ぎでないかの区分です。

 

この1と2を組み合わせると4つに区分することが出来ます。模範的な回答をすると、

 

1.急ぎで、重要な仕事

2.急ぎで、重要性の低い仕事

3.急ぎでない重要な仕事

4.急ぎでもなく、重要な仕事でもない

 

ここで社長業の仕事について少し考えてみましょう。

 

そもそも重要な仕事は急ぎで行うことは間違えです。重要な仕事は、しっかり腰を据えて取り組むべきであって、急いで対処するべきではありません。勿論、急なトラブル等は、最優先事項として対処するべきですが、そもそもそのようにならないように先手を打っておくべきです。

 

言い換えれば、重要な仕事を急ぐタイミングまで持ち込むことが間違えであると言えるでしょう。

 

それでは、重要な仕事とはどのような仕事を指すのでしょうか?

 

本当に重要な仕事とは、自社や自分の近未来、未来の事を決める為の仕事です。そこには、外部から与えられる納期はありません。

 

社長の仕事の本質はここにあるのです。

 

営業の仕事に例えるのならば、相手からの納期に合わせて提案書を作成するのは、急ぎで重要な仕事です。しかし、受注する為の仕組みを考えるのは、『急ぎでない重要な仕事です』又、資金繰りで言うならば目先の資金繰りは、急ぎ重要な仕事です。

 

一方で、恒常的に資金が回るように財務戦略を考えることは、『急ぎでない重要な仕事です』大事なことは、営業にしても資金繰りにしても後者をしっかり済ませておけば、全社の急ぎの仕事もほとんど生じないと言う事です。

 

急ぎの仕事ばかりに追われていては、いつまでの仕事の主導権がとることができません。社長業は常に商売・経営の事で頭がいっぱいです。だからこそ、『急ぎでない重要な仕事』の時間を確保して、近未来の発展に向けた種まきをして貰いたいものです。

 

執筆:沖原厚則

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