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M&Aに向いてる経営者と向いていない経営

近年、中小企業においてもM&Aが活発になり、経営戦略の手段としてのM&Aが非常に身近なものになっています。そこで今回はM&Aに向いてる経営者と向いていない経営についてお伝えします。

そもそもM&Aはリスクが伴う投資

はじめてM&Aを行う経営者に非常に多い特徴は「リスクを取りたくない」という考えが強すぎることです。

 

そもそもM&Aは会社や事業に対する投資です。

 

何もしなくても毎月利益が発生する「不動産投資」とは同じ「投資」でも全くその性質は異なります。

 

不動産投資の場合、物件や土地に対して少なからず保証される担保評価が存在します。

 

思ったような利益がでなくても、物件を買った金額もしくは少し損を覚悟すれば少しの損失で売却することが可能です。

 

一方、M&Aの場合はそうはいきません。

 

不動産投資のように物件に入居者を入れれば一定の収益が得られる安定型の収入ではなく、外部環境や従業員の退職や取引先の倒産、様々なリスクが伴い、買収した企業が当初の損益を安定して出し続ける保証はどこにもありません。

 

仮に思ったような利益が出ない場合、1年後に売却を検討しても当初買収した金額をかなり下回る価格で売却する可能性が非常に高いです。

 

特に中小企業で売上規模が数億円の企業では、この傾向が顕著です。つまり、そもそも事業投資(M&A)はリスクが非常に高いということを認識しておきましょう。

M&Aに向いていない経営者の特徴とは

M&Aに向いていない経営者の特徴は3つ上げさせて頂きます。

 

  • M&Aをすることが目的となっている
  • 失敗することを前提に投資をおこなっていない
  • 経営者として優しすぎる

 

ここでは、「経営者として優しすぎる」にピックアップしてお話します。

経営者として優しすぎる人はM&Aに向いていない?

「優しすぎる」という表現ですが、具体的には

 

  • 売手側の意向を聞いてしまう
  • 売手側の話を真に受けてしまう
  • 買収後に変えたいけど、変えれない

 

など、売手側の企業や会社に気を使いすぎてしまう経営者はM&Aには向いていないかもしれません。向いていないというよりも買収した後に失敗する傾向があると言った方が良いかもしれません。

 

売手側の信条としては、なるべく高く売却したいので買手側に良い話をします。それを真に受けてしまっては、買収後に痛い目を見ます。

 

殆どの場合が、売手側から出てくる今期の事業計画や利益予想について、買収後に達成した事例は皆無に等しいです。それ程、買手企業側の経営者は厳しい目で売手側企業を精査する必要があります。

最後に

M&Aはあくまでも経営戦略の1つの手法でしかありません事業を大きくする上で、必ずM&Aをしなければならない訳ではないです。

 

時流に乗ることなく堅実な経営をした方が、社長が望まれるような経営者ライフを送れる可能性だってあります。

 

もし、M&Aはやりたい。でも、M&Aに向いていない経営者の特徴に当てはまる。そんな経営者がいれば、適切なアドバイスをしてくれるM&Aアドバイザーを入れて冷静に投資するかどうかの判断をされることをお勧めします。

 

弊社においてもM&Aの相談会を定期的に実施しております。お気軽にご相談ください。

 

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この記事の著者

  • 松原良太

    ・青山学院大学経済学部 卒業
    ・オーストラリアボンド大学 大学院 経営学修士課程(MBA)修了。
    ・財団法人日本M&Aアドバイザー協会 代表理事
    ・株式会社ビザイン 代表取締役パートナー
    ・AMD capital management 株式会社 代表取締役
    ・株式会社ビザイン・ファミリー・アドバイザーズ 取締役
    ・近著(共著):この1冊でわかる-M-A実務のプロセスとポイント

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