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マーケティング戦略策定プロセスの6つのステップ

経営者が、自社と市場との関係性を見直す際にご活用いただければと思います。

 

マーケティング戦略を策定するプロセスには大きく3つのフェーズがあり、そのフェーズに2ステップずつおき、合わせて6つのステップに分けることができます。

 

分析フェーズ

1.環境分析(外部環境・内部環境)

2.マーケティング課題の特定

 

立案フェーズ

3.セグメンテーション(S)・ターゲティング(T)

4.ポジショニング(P)

 

展開フェーズ

5.マーケティングミックス(4P)

6.実行計画の策定と評価

 

環境分析では、

市場の機会と脅威、自社の強みや弱みを再確認します。

 

マーケティング課題の特定では、

マーケティング課題を洗い出し、取り組む課題とマーケティング目標を明確にします。

 

セグメンテーション(S)・ターゲティング(T)では、

市場をグループ分けし、どの顧客セグメントに焦点を当てるかを決定します。

 

ポジショニング(P)では、

競合他社との差別化を行い、顧客にアピールできる自社サービスの提供価値を決定します。

 

マーケティングミックス(4P)では、

有効な戦略(4P)をいかに組み合わせ、実行していくかを決定します。

 

実行計画の策定と評価では、具体的な行動計画(戦略シナリオ・損益計画・資金計画・アクションプラン)を策定し、経営計画を達成するためのモニタリングを実施します。

 

上記のように記しますとマーケティング戦略はとてもシンプルです。

 

しかし、いざ自社について深掘りを始めると、とても労力を要します。どこまで掘り下げるかのさじ加減をしないと、とんでもないことになります。

 

このなかで大切なことは、「自社がどうしたいのか、どうなりたいのか」です。この気持ちがなければ分析すら意味がありません。

 

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この記事の著者

  • 野上 智之

    公立大学法人北九州市立大学卒業、大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も10社を担当し各地でセミナーや研修を実施したり、地域金融機関との連携を実施。行政書士試験合格、宅地建物取引士、動産評価アドバイザー(TAA)、中小企業庁ミラサポ専門派遣登録専門家、プッシュ型事業承継支援高度化事業登録専門家(中小企業庁)、再生支援ネットワーク会議メンバー(広島)

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