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金融機関の人事異動に備える

年度変わりの際、金融機関には大きな人事異動があります。その影響により、これまで担当していた方や支店長がいなくなり代わりの方が来ます。

 

「いつものこと」と言えば、そうなのですが、社長にとってはまた同じことを新しい担当者に説明しなければならので面倒だとか、せっかく親身になってくれる担当者だったのに次の人はそこまでしてくれないだろうや、逆に、今の担当者は今一なので変わってくれてよかったなどと思われることでしょう。

 

この度は、新しく変わる担当者や支店長に対して同じことをいうのは面倒だという社長に対して、書面をあらかじめ作成しませんかとご提案いたします。

 

それは、私は以前から作成している書類で「事業価値報告書」と名前を付けています。

 

内容は、会社概要からはじまり、株主構成や組織構成など会社の基礎的な情報から始まります。そして、外部環境や内部環境を記します。内部環境は、業績数字についても触れますが、どちらかというと文書にて事業活動の状況を記します。また、現在の強みや弱みから、今後の経営方針なども記載します。

 

ここでのポイントは、新しい担当者は何を社長に質問してくるかです。おそらく決算書にのっている数字に対してはある程度理解しているかと思います。しかし、その数字はどのようにしてできたのか、また、今後どうするのかは分かりませんので、質問してくるはずです。そこを記載するのです。

 

これがあれば、社長の頭の中も整理されますし、新しい担当者もそれを読めば理解できますので、とてもスムーズに金融機関との信頼関係が構築されるのではないでしょうか。

 

自社でもその書類を作成したいとご要望がありましたら、ご用命ください。日々のお悩みを弊社にお話しいただくことで、今後の経営の方向性が見えることもあります。些細なことでも構いませんのでご相談ください。

 

エクステンドでは、経営者様からの無料相談を受け付けています。新たな資金調達を得たいや返済が厳しい、資金繰りが苦しいなどのお悩みでしたらお気軽にご相談ください。まずは下記バナーより「無料相談」をご利用ください。

この記事の著者

  • 野上 智之

    公立大学法人北九州市立大学卒業、大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も10社を担当し各地でセミナーや研修を実施したり、地域金融機関との連携を実施。行政書士試験合格、宅地建物取引士、動産評価アドバイザー(TAA)、中小企業庁ミラサポ専門派遣登録専門家、プッシュ型事業承継支援高度化事業登録専門家(中小企業庁)、再生支援ネットワーク会議メンバー(広島)

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