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広島でM&A(事業承継・事業引継ぎ)をご検討の場合はエクステンドまでご相談を!

M&Aは、一昔前までは大企業を対象としたものが多かったため、中小企業の方にとってはあまり身近なものではありませんでした。しかし、昨今では中小企業を対象としたM&Aも盛んに行われるようになっており、中小企業の経営者の中にもM&Aを検討される方が増えています。広島県でもM&Aは実施されており、特に事業承継や事業引継ぎを目的としたM&Aが行われています。

 

今回は、広島県のM&Aの事例と広島県の産業の状況、広島県でM&Aを検討する際に注意したいポイントなどについてご説明します。

日本におけるM&Aの現状と広島県内の具体例

日本では、M&Aの件数はここ数十年の間で大きく増加しています。また、広島県内でもM&Aが行われています。日本のM&Aの現状と広島県内のM&Aの具体例をご紹介しましょう。

日本におけるM&Aの現状

日本では、2000年以降、M&Aが活発に行われています。2019年には日本国内のM&Aの件数は4,000件を超えるものとなりました。統計を取り始めた1985年時のM&Aの件数は260件であったことを考えるとわずか35年ほどの間に日本におけるM&Aの件数は15倍以上に増えているのです。

 

日本のM&Aが増加している背景には、人口の減少が関係していると考えられています。人口の減少に伴うマーケットの縮小は、企業活動にも影響を与えます。大企業は真っ先にこの影響を考え、M&Aによる集約化を進めてきました。

 

一方、中小企業も経営者の高齢化、後継者の不足から事業継承が難しくなり、M&Aに活路を見出すようになったとも考えられています。

広島県内のM&Aの具体例

ここ数年で広島県内の企業がかかわるM&Aの事例をいくつかご紹介しましょう。

マイポックスがM&Aにより掘削工具製造のオリエントの事業を取得

東京の精密機器用の研磨フィルムの製造販売を行っているマイポックスは、2021年、広島県の切削工具メーカーのオリエントの事業を会社分割で取得しました。オリエントは事業不振による私的整理手続き中で、炭素繊維素材を研磨するオムニ事業と炭素繊維強化プラスチック等の切削を行うカーボナイズド事業の2つを東京の大手企業マイポックスへ事業継承した形となります。

澤井製作所と中神自動車工業とのM&A

自動車部品や工業製品等のプラスチック製品の射出成形、製造会社である株式会社澤井製作所(広島県)は、広島にあるプラスチック製品の塗装業をメインとする中神自動車工業とM&Aを行いました。

 

中神自動車工業は後継者不在の課題を抱えていましたが、M&Aにより事業承継が実現したことになります。

ブルドックソースとサンフーズとのM&A

大手ソース会社のブルドックソース株式会社(東京)は2019年、広島のお好み焼きソースの老舗であるサンフーズ株式会社を完全子会社化しました。

第一交通産業グループと広島合同タクシー・はとタクシーとのM&A

福岡の第一交通産業グループは、2019年、広島の有限会社広島合同タクシーと有限会社はとタクシーとM&Aを行っています。

広島県の産業の特徴と現在の状況

広島県の産業の特徴と、現在の状況についてご説明します。

広島の産業の特徴とは

広島県の産業は造船、鉄鋼、自動車などの重工業から電気機械、電子部品などの製造業まで、ものづくりを基本とした産業で成り立っています。特に大手の自動車メーカーであるマツダ株式会社や三菱重工業株式会社広島製作所などを中心とした製造業は、周辺部品や資材を供給する中小企業なども含め、広島県の基盤産業となっています。

 

製造品出荷額は、中国、四国、九州地方の中で最も多い県でもあります。関西と九州の中間にあることから、広島県では物流も盛んで、卸売業や小売業も盛んで、中国地方のビジネスの拠点となっています。

 

広島県が発表している「令和3年経済コンセンサス-活動調査の集計結果(速報)の概要」によると、令和3年調査による広島県の事業所数は120,069件あり、そのうち従業員が100人以下の企業の割合は98.2%となります。すなわち、広島県の産業はその多くが中小企業によって支えられているということです。

広島県内の後継者問題

帝国データバンクの調査によると、広島県内の企業における後継者不在率は高く、2014年には全国2位の高さを記録していました。しかしながら、2021年には広島県内における後継者不在の問題は改善傾向にあり、調査開始以来、初めて70%を割り、全国11位にまで順位を落とすことができています。

 

それでも全国平均の61.5%よりはまだ高く、64.4%の企業は後継者が不在だとしています。特に建設業の後継者不足は深刻で、74%は後継者が不在であることがわかりました。また、売り上げ規模が1億円未満の企業の76.7%は後継者不在であること、企業規模が小さいほど事業継承が難しいこともわかりました。

広島県のM&Aならエクステンドにご相談を

M&Aは、後継者問題に悩む中小企業にとって事業継承・事業の引継ぎを実現できる手段でもあります。

M&Aによる事業承継・事業の引継ぎ

広島県は、中小企業の割合も多く、後継者不足に悩む企業も少なくありません。M&Aは事業の多角化やコストの削減、業界内のシェアの拡大などを狙って行われるものですが、売り手側の企業としては、事業承継や事業の引継ぎを目的としているケースも多くあります。特に中小企業の場合、6割を超える企業は後継者が不在となっています。後継者がいなければ、企業は廃業せざるを得ません。

 

しかし、M&Aによって第三者に事業を継承できれば、会社を存続させることも、従業員の雇用を守ることもできるようになるのです。

エクステンドのM&A

エクステンドは、中小企業の経営コンサルティングを専門に行っている企業です。広島県にもサテライトオフィスがあり、広島県内の中小企業の経営者様のサポートもしております。

 

エクステンドは単なるM&Aの仲介会社ではなく、M&Aのコンサルティング会社として、M&Aを通して経営課題や悩みを解決することを目的としています。M&Aを含め、事業承継や事業の引継ぎの可能性について探り、これまで培ってきた技術、そして会社を継続させるための最適な方法を提案しています。

 

M&Aによる事業承継を検討したい、M&Aも考えてはいるが本当にM&Aが自社に向いているのか悩んでいるなど、M&Aに関するお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。エクステンドでは初回の電話相談を無料で承っております。

まとめ

広島県では、さまざまな業種のM&Aが行われています。広島県は中小企業の割合が多く、後継者不足に悩んでいる企業も少なくありません。M&Aは、後継者不在に悩む企業にとって第三者に事業を継承する選択肢の一つでもあります。M&Aや事業承継にお悩みの場合は、お気軽にエクステンドまでご相談ください。

 

また、エクステンドでは中小企業の経営者の方向けのメールマガジンの発行やセミナーの開催も行っております。ご興味がございましたら、ぜひご活用ください。

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