会社を売る前に知っておきたい売り手のよくある不安と疑問|M&Aで後悔しないために
会社の売却を考え始めると、期待よりも先に、次々と不安や疑問がわいてくるものです。「従業員はどうなるのか」「進めていることが社内に漏れないか」「うちのような会社が本当に売れるのか」一つひとつが、経営者にとっては重い問いです。
この記事では、会社を売る前に売り手が抱きがちな不安と疑問に、Q&A形式で一つずつお答えします。認定支援機関として数多くの中小企業の売却を支援してきた経験から言えるのは、これらの不安の多くは、正しい知識と準備で解消できるということです。漠然とした不安を、具体的な見通しに変えていきましょう。
この記事のまとめ
会社を売る前に売り手が抱く不安は、「従業員・取引先への影響」「情報漏洩」「本当に売れるのか」「価格」「相談先」に集約されます。多くの場合、従業員の雇用は買い手に引き継がれ、秘密保持を徹底すれば社内に知られず進められます。赤字や小規模でも売れるケースは多く、価格は企業価値評価と交渉で決まります。こうした不安は、早めに信頼できる専門家に相談することで解消できます。
会社を売る前に、不安を感じるのは当然
まず知っておいていただきたいのは、その不安はあなただけのものではない、ということです。売却を検討する経営者は、ほぼ全員が同じ問いを抱きます。
会社売却に不安を感じるのは自分だけですか?
いいえ、決してあなただけではありません。会社売却は一生に何度もない決断であり、多くの人やこれまでの人生がかかっています。不安を感じるのは、それだけ会社と従業員を大切に思っている証でもあります。ここからは、売り手の方が実際によく口にする不安に、具体的にお答えしていきます。
従業員・取引先への影響
多くの経営者が最初に気にするのが、長年支えてくれた従業員や取引先のことです。
会社を売却したら、従業員や取引先はどうなりますか?
多くのM&Aでは、従業員の雇用は買い手にそのまま引き継がれます。買い手にとって、従業員やそのノウハウ・取引先との関係こそが価値の源泉だからです。取引先との関係も継続されるのが一般的です。むしろ、後継者不在で廃業に至るより、買い手の傘下で事業が続くほうが、従業員と取引先を守れます。雇用維持を売却の条件として交渉に盛り込むこともできます。
情報漏洩への不安
「売却を考えている」と知られることへの不安も、非常に多く聞かれます。ここは進め方で十分に守れる部分です。
会社を売ろうとしていることを、秘密にできますか?
できます。M&Aは秘密保持を徹底して進めるのが大原則です。買い手候補に情報を開示する際も、秘密保持契約(NDA)を結んだうえで、段階的に行います。社内でも、ごく限られた人にしか知らせずに進めるのが通常です。アドバイザーを介することで、社名を伏せたまま買い手を探すこともできます。従業員や取引先に動揺が広がらないよう、情報管理には細心の注意を払います。
不安の多くは、「何が起こるか分からない」ことから生まれます。エクステンドは認定支援機関として、御社の状況に即して見通しを整理し、不安を一つずつ解消します。誰にも言えず抱えているお悩みも、まずは無料相談でお聞かせください。
「本当に売れるのか」という不安
「うちのような会社に買い手がつくのか」という不安も切実です。多くの場合、その心配は杞憂です。
赤字でも、小さな会社でも売れますか?
売れるケースは数多くあります。買い手が見るのは現在の損益だけでなく、技術・顧客・人材・許認可・エリアといった事業の価値です。赤字や債務超過でも、こうした魅力があれば成立しますし、小規模な会社・事業の売買(スモールM&A)も広がっています。「売れないかもしれない」と一人で決めてしまう前に、自社の価値を確かめてみることをおすすめします。
⇒【関連記事】赤字会社でも売却できる?売るための3つのポイント
価格・相談先の不安
最後に、「いくらで売れるのか」「誰に相談すればいいのか」という、実務的な不安にお答えします。
いくらで売れるのか、誰に相談すればよいですか?
売却価格は、企業価値の評価をもとに、買い手との交渉で決まります。まずは中立的な専門家に相談し、自社のおおよその価値と、取り得る選択肢を整理することから始めると安心です。相談先には仲介会社・アドバイザー・士業などがありますが、立場や得意分野が異なるため、自社の財務を理解してくれる相手を選ぶことが大切です。
⇒【関連記事】M&Aは誰に相談すべき?会社・アドバイザーの選び方
「こんなことを聞いてもいいのか」という段階の疑問こそ、専門家に話す価値があります。エクステンドが、売り手の立場で、どんな小さな不安にも親身にお答えします。無料相談はこちら。
会社売却の不安に関するよくある質問
最後に、会社売却の不安についてよく寄せられる質問にお答えします。
会社を売却すると従業員は解雇されますか?
多くのM&Aでは、従業員の雇用は買い手に引き継がれます。従業員やノウハウは買い手にとって価値の源泉だからです。雇用維持を売却条件として交渉に盛り込むこともできます。
売却を検討していることを秘密にできますか?
できます。M&Aは秘密保持を徹底して進めるのが原則です。秘密保持契約を結んだうえで段階的に情報開示し、社名を伏せて買い手を探すこともできます。社内でもごく限られた人だけで進めるのが通常です。
赤字や小規模でも会社は売れますか?
売れるケースは多くあります。買い手は損益だけでなく、技術・顧客・人材などの事業価値を見ます。赤字・債務超過でも、小規模でも成立する例は増えているため、まず自社の価値を確かめることをおすすめします。
漠然とした不安を、具体的な見通しに変えませんか。
エクステンドは認定支援機関として、資金繰り・銀行交渉から事業再生・M&Aまで、中小企業の経営者に寄り添ってきました。会社・事業の売却のお悩みは、財務コンサルタントが親身に対応します。無料相談はこちら/お電話 0120-316-071(平日9:30~17:30)






