2015年12月1日より株式会社フィナンシャル・インスティチュートは株式会社エクステンドに社名変更しました。

株式会社エクステンド

中小企業の事業承継・事業再生の
コンサルティングならエクステンドにおまかせ

株式会社エクステンド
  • 0120-316-071
  • お問い合わせ
  • 金融機関紹介実績No1
経営革新等支援機関
コラム
  1. ホーム
  2. > コラム
  3. > 名古屋・東海地方の銀行対策・倒産回避の『ツボ』
  4. > 年計表

年計表

2014年6月25日号


今回は皆様も既にご存じだとは思いますが、年計表についてお話し
させていただきます。



年計表とは、当月を含めた過去12ヶ月間(1年間)の累計数字を毎月
毎月表すものですので、季節変動のばらつきは消されて、影響を受け
ませんので、純粋な売上の動向を把握する事ができるグラフです。
ただ月々の売上を単純に並べてグラフにしただけでは、季節変動の大きな
商品だと、最盛期の実績がすごく大きくて、シーズンオフは下がっている
だけのグラフになりますから、本当の売上の動向を捕まえる事は困難だと
思います。



経営に関する数値は、決算の為に出されたものです。売上や諸経費は
各事業年度単位で算出し、新年度が始まるとゼロからのスタートと
なります。年度単位ではなく、月ごとの動きや、長期的な傾向を見たい
時は、1ヶ月ごとに区切る事で短期的な増減がわかるようになり、その
月までの直近12ヶ月の数字を合計してみる事で、過去1年間の実績が
どのように推移してきたのかがわかるように表にしたのが年計表です。



年計表では企業独自の動向が見えてきます。そしてこの企業独自の変動を
ならしたことにより次に見えるものが、市場の変動です。
この両者を見比べる事で、市場の影響に左右されやすいか否かの判断も
できると思いますので、今後の戦略を立てる場合にも活用できると思い
ます。



では次にこの年計表から何がわかるのか?
年計表を見れば、売れ行きが鈍った時にはこう配の角度がなだらかになり
最終的には、ピークを迎えて下降線になります。
このグラフを3年、5年、10年で見る事により自社の変遷を知る事が
できるのです。


 
この年計表は、売上年計表・粗利年計表・経費年計表・商品別年計表
・お客様別年計表等必要に応じた年計表を作成する事ができます。
この色々なグラフを重ねて表示する事で例えば粗利と固定費を重ねて
表示する事で、固定費より粗利が大きい場合は損失であるという事が
グラフから確認できるようにする事もできるのです。



年計表は、売上高だけでなく人件費、販売管理費、固定費、借入金、
リース料等の支払いなどの費用の傾向も視覚的にとらえる事が可能と
なります。
年計表が変化した時に変化した理由、対策を取る事が必要となるのです。
例えば売上が減少した場合どの部門の売上が減少したのか、新たな商品
開発が必要なのか等の対策をとらなければいけないのです。



売上年計表のグラフの見方についても述べさせていただきます。
1)年計が横ばいもしくは右肩さがりとなった場合



|
 |

 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
 |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 売上が減少傾向にありますので注意を要します。
 商品に大きな問題がないか、商品構成、マーケティング戦略の妥当性を
 検討する必要があります。



2)年計が『くの字』に折れ曲がっている場合



|
 |
 | ̄ ̄ ̄ ̄\
|     \
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 年計が変わるほどの大きな影響を当社に与えていますので、外部環境、
 内部環境から確認する必要があります。
 (外部環境の場合)
  新たに参入した強敵会社の出現、競合会社の新商品の開発、当社の
  主力商品に類似した商品の出現を確認する必要があります。
 (内部環境の場合)
  新規取引先の獲得、新商品の開発、新規事業の立上げ、営業所の新規
  開発、商品の値上げ及び値下げについて確認する必要があります。



3)月々の売上が大きく凸凹している場合



|
 |
 |\/\/\/
|
 |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 通常は穏やかな傾斜のグラフとなる事から、事業の不安定を意味します。
 業種によってはこのような傾向となる場合もある事を付け加えさせて
 いただきます。


是非、皆様も一度、年計表を作成してみて下さい。
1ヶ月ごとの短期の表では今月は増えた、その翌月は減ったというふうに
一喜一憂する事になりますが、年計表を作成用する事で、今は上昇中か?
横ばいか?下降気味か?かという中長期的な傾向が見えてきます。
そして、この年計表でみえた傾向に合った対策を取る事が事業を展開して
いくうえで必要だと私は思います。


「2014年6月25日号」執筆:山中肇

銀行とのつきあい方

ご登録いただいた方には最新号を配信させていただきます。

銀行員の本音が分からない、なんで融資を断られるのか分からない、そんな中小企業の経営者、財務経理の担当者など、資金調達に悩んでいる方へ、資金調達方法、銀行とのつきあい方、銀行の内部事情を、元銀行員が教えます。

メールマガジンのお申し込み

金融機関紹介実績No1
支援機関
0120-316-071
contents
  • 事業再生
  • M&A
  • 円滑な廃業
  • 建設業専門利益大幅向上コンサルティングサービス N-CAP
  • よくある質問
  • 実際の事例集
  • 会社概要
オンラインショップ

facebook

pagetoop
事業再生、事業承継、友好的M&A 〒105-0004 東京都港区新橋1-7-11 橋善ビル4階  
TEL:03-3575-5580 FAX:03-3575-5590
  
pagetop