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将来に不安を感じる…他社はどうしているの?

メルマガ読者とのQ&A

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【質問】

ウイズコロナ時代と言われる中、弊社の業績はコロナ前と比べ元に戻っていません。できることは何でも取り組んでいますが、資金も減少し、将来に不安を感じています。

 

そんな中、他社はどうしているのかと疑問を抱きます。

 

同業他社に業績はどうだとか本当のところは聞けませんし、こちらも言えません。ただ、どう考えても弊社より社員数が多いなどの条件を考えると、弊社も大変だが、他社も大変だと感じます。本当に他社は、どうしているのかと疑問を感じます。同業の対応策について、何らかの情報はないでしょうか?(サービス業 H様)

【回答】

実はこのような大枠の質問は多いです。

 

これという施策に対する質問より、自社がこれほど改善しても良くならない状態で、なぜ他社は苦しそうに見えないのかと感じます。全てではありませんが、これは「隣の芝生は青い」という心理であり、現実ではありません。

 

他者も苦しい経営をしています。また、この心理には、他社がなんらかの上手くいく改善策を行っているなら、真似したいということです。学ぶことは真似ることから始まりますので、入り口としてはいいと思います。

 

しかし、他社はあくまで他社であり、自社ではありませんので、自社独自の考えも必要です。

 

自社独自でこれからの戦略を考える時間も必要ではないでしょうか。そのヒントになる単語が新しいシナリオづくりです。

 

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この記事の著者

  • 野上 智之

    ・公立大学法人北九州市立大学卒業
    大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も10社を担当し各地でセミナーや研修を実施したり、地域金融機関との連携を実施。
    ・資格
    行政書士試験合格、宅地建物取引士、動産評価アドバイザー(TAA)、中小企業庁ミラサポ専門派遣登録専門家、プッシュ型事業承継支援高度化事業登録専門家(中小企業庁)、再生支援ネットワーク会議メンバー(広島)

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