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理念と売却価格の関係

あなたの会社では、「理念」を設定されていらっしゃいますか。エクステンド M&A事業部の望月でございます。

 

「理念」を従業員が理解し、各事業サービスにこの理念に基づいた展開が行われている企業は、顧客満足度も高く、業績も好業績となっている傾向がございます。

 

ただし、実際は、理念を掲げているが従業員は理解をしていない、入社時に徹底して教育するが、実務では理念など意識しない業務姿勢このような企業が多く見受けられます。

 

従業員の意識は高まらず、結果として業績不振。業績不振だから理念など考えられず、目の前の業務をこなすだけ。負のスパイラルに陥り、残念な企業となってしまいます。

M&Aに絡めた理念

次に、M&Aに絡めた理念について、話をさせていただきます。

 

M&Aにおいて、売主の売却先希望条件の中に、

 

「我社の理念と近い先」

 

「我社の理念を理解し、守ってくれる先」

 

このようなお考えを示される方が多くいらっしゃいます。今まで大切に育ててきた会社であり、共に働いた従業員、取引先等を任せる先を選定するため、当然のことです。

 

理念を大切にされている社長が経営している会社ですので、業績、財務体質も安定している傾向があります。

 

ここで、売却の重要なファクターである「売却価格」が出てきます。こちらも当然のように高い値段をつけていただける先と交渉したいというのが、売主の本音となります。

 

ただし、理念を重視して経営されてきた社長は、「お金だけではない」理念を重視した売却先を選定されます。

 

売却価格が重要では?安い値段なら売らないでしょ?と思われる方もいらっしゃると存じます。

 

理念を大切にした企業の場合、売却価格も評価され、一定水準以上の値段が付き、その中で、理念を比較検討することができます。

 

結果として、売主も満足でき、従業員、取引先等を大切に引き継いでいただくことが実現されます。理念に基づいた経営を実現することは、高値での売却に通じることにもなると存じます。

従業員が理念を理解して業務に向き合っている

あなたの会社では、従業員が理念を理解して業務に向き合っているでしょうか。

 

理念について、一字一句を正確に記憶していることよりも、内容を理解し、それに基づいた業務が浸透しているかが、重要です。M&Aをお考えでなくとも、チェックされることも良いと存じます。できていれば維持・更なる発展。不十分であれば、改めることをお勧めいたします。

 

「理念を大切にされた経営」当たり前ですが、レベルが高いものを求めると難しいテーマだと存じますが、取り組まれる価値は大いにあると考えます。ご参考にしていただければ幸いでございます。

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