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当たり前の違いによるカルチャーショック

売手側と買手側の当たり前の差をお伝えいたします。弊社でM &Aの依頼を受ける層としては、

 

・売り手側 売上高5億円以下

・買手側  売上高5億円以上~100億円

 

企業規模の差が大きいパターンが非常に多いため、買手側は買手側の当たり前と中小企業の当たり前の違いにカルチャーショックを受けられます。

 

①社内に経営幹部(社長候補)がいない。

 

②社長が多くの業務を兼任しており社長への依存度がかなり高い(社長が退職希望の場合に変わりの人材がいない)

 

③各種規定は基本、就業規則のみ

 

④財務数値に疎い(決算書の内容について質問しても、答えられない)

 

⑤設備があまりにも古い

 

⑥業務フローチャートや業務マニュアルがない。

 

⑦月次決算ができていない(試算表は概ね2ヶ月遅れ)

 

⑧定款、謄本、規定集、取引先との契約書などの重要資料のコピーの取寄せに非常に時間がかかる。(もしくは、重要資料の存在の有無を把握していない)

 

概ね上記のような点にカルチャーショックを受けられます。

 

買手側には、次期社長候補がおり、社長への業務の依存度が低く、各種規定は揃っており、数値に関しては財務担当がおり、設備は適時更新しており、業務フローチャートや社内マニュアルがあり、試算表は10日以内に作成というのが当たり前です。

 

ただし、売上高5億円以下の企業の買収を希望するのであれば、中小企業の当たり前に一定の理解を示すことが必要です。なぜなら社長候補向きの人材が社内にいない、財務的に幹部育成にコストをかけることができないなどの様々な理由でできていなケースもあるからです。

 

一方、売手側は買手側との当たり前の差をいかに埋めるかが、M&Aの成約率を高め、高値で売却できるかのポイントの一つになります。

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