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M&Aは再編だ

M&Aは、確かに事業・企業を売却、或いは買収するとになります。それはそれで、当然その通りなのですが、多くの場合は、売却、買収というより、再編という表現の方がしっくりきます。

 

ここ最近の事例(相談も含む)をざっとご紹介しましょう。

Case1

親会社を中心に複数の子会社群を抱えているが、グループ”再編”の一貫としてノンコア事業を展開する子会社を売却したい。

Case2

海外勢に対抗するため、近隣当道府県で交流もある同業者と徒党を組みたい。単体で戦うよりも、同業者で独立性は維持しつつ業界再編をしたい。どのような手法・スキームが考えられますか?

(この相談者様、その同業者と組めるのであれば、自社が傘下に入って良いという覚悟もありました。)

Case3

地方においてある伝統的な産業クラスターを形成しているエリアがある。しかし、家業であるため、どこれも経営とは縁遠く、衰退が激しい。どうにかして、地域産業としての復興と効率化、再編を行う手立てはないでしょうか?

(それらの地場産業産品を扱う地場商社からの相談)

Case4

親会社(製造)、子会社(販売)という製販体制でやっているが、グループ再編の一貫として、得意な開発・製造に特化し、販売は、同種事業の営業販売が強い会社(商社・卸)などに譲渡したい。

Case5

複数ある営業拠点の中で、飛び地になってるために、管理コストのかかる営業拠点を譲渡したい。

 

どれも弊社で取り扱った最近の事例ですが、いかがでしょうか?

 

どれも売却あるいは買収などのですが、どのケースでも頭に”再編としての”とか”再編の一貫としての”を付けるのが相応しいですね。元来低成長の状況であった日本ですが、そこに来て、まさにフィクションの世界でしか起こらないとおもっていたパンデミック。再編、再構築などというワードが微塵も頭を過ぎらなかった経営者はいないと言っていいでしょう。

 

M&Aは、事業・企業を売却、買収すると表現する以外にも自社内では解決できない経営課題を他社と解決すること と表現することもできます。

 

今後は、M&Aは他社と事業・企業の再編も行うこと と表現することが増えると思います。

 

●●という理由で、事業・企業を売却する、買収すると考えるのではなく、●●という理由で、他社と共同・協働で事業・企業を再編するという角度を変えて表現してみることで、違った景色が見えてくるかもしれません(いや、見えてくると思います)。

 

ここまでは、M&Aは再編だ。 についてのお話でした。

この記事の著者

  • 松原 良太

    ・青山学院大学経済学部 卒業
    ・オーストラリアボンド大学 大学院 経営学修士課程(MBA)修了。
    ・財団法人日本M&Aアドバイザー協会 代表理事
    ・株式会社ビザイン 代表取締役パートナー
    ・AMD capital management 株式会社 代表取締役
    ・株式会社ビザイン・ファミリー・アドバイザーズ 取締役
    ・近著(共著):この1冊でわかる-M-A実務のプロセスとポイント

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