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フランチャイズ事業の売却

本日は、【フランチャイズ事業の売却】についてのお話です。こんにちは、エクステンドM&A事業部の岩永です。

 

今回は最近相談の増えているフランチャイズ事業の売却についてです。この様な経営者の方は是非お読みください。

 

・新規事業として参入したが、赤字の状況が続いていて事業の売却を検討している方

 

・今から新規参入でフランチャイズを利用して事業開始を検討している方

フランチャイズ事業は儲かるのか?

フランチャイズに加盟して新規事業を始めることの最大のメリットは、

 

・未経験の分野においてノウハウ得られること

・新規事業を早期に立ち上げることができること

 

です。仮に新規参入する事業において、自社でノウハウや企業としてのブランド力があれば、フランチャイズに加入する必要はありません。

 

フランチャイズをすることで得られるメリットの対価としてフランチャイズ加盟料や毎月の売上に対するロイヤリティを本部に払います。これにより、双方がwin-winの関係として成り立つというのがフランチャイズのビジネスモデルです。

 

そこで「フランチャイズ事業は儲かるのか?」という疑問がうまれてくるのですが…

 

結論として、本部は儲かる加盟店は儲からないことが多いです。

 

フランチャイズビジネスは早期に新規事業の立ち上げが行えるメリットがある反面、利幅が大きくないことや、集客面や運営面で本部の制限を受けるデメリットもあります。

 

また、本部が新規出店等に関するマーケティング(立地調査)などをきめ細かく行っている企業もあれば、本部が集客業務などは全くおこなわないフランチャイズ本部もあります。

 

実際に昨年も10件以上のフランチャイズ事業の売却の相談を受けており、どのフランチャイズ事業も本部の関与が低かったり、当初の事業収支が甘かったりと加入した経営者にとっては厳しい状況のお客様ばかりでした。

フランチャイズで加盟した事業の売却は売却できるのか?

フランチャイズのビジネスモデルを考えた場合に、みなさまに質問です。

現在赤字のフランチャイズ事業を買いたいと思いますか?

 

みなさんの答えは当然NOでしょう。

 

つまり、売却の可能性は限りなく低いと言わざるを得ません。

 

業績不振のフランチャイズ事業をどうするか?

まず話すべきは本部です。損切を覚悟して、本部に現在の事業を買い取ってもらえるか話をしてみましょう。

 

仮に本部が買い取らない場合本部に対して、他のFCオーナーで買取をしたいと考えているオーナーを紹介してもらうことです。

 

フランチャイズビジネスは規模を大きくすること、複数店舗の運営することで利益額を確保する収支モデルです。他のオーナーも複数店舗を運営することでメリットを享受できますので、そういったオーナーを本部から紹介してもらうことをお勧めします。

 

次に他のオーナーも買手が付かない場合は、事業の撤退を含めて検討してください。もちろん第三者への売却も検討の余地はありますが、あまり期待しない方がよいでしょう。

最後に

今回はフランチャイズ事業の売却についてお伝えさせて頂きました。今からフランチャイズ事業を始めようと考えている経営者の方は、スモールM&A(小規模のM&A)も検討しては如何でしょうか?

 

また、現在フランチャイズ事業が上手くいっていない経営者の方は、本部への相談を含めて自力での経営改善の可能性について検討し、早期に決断をされることをお勧めします。

 

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この記事の著者

  • 岩永 敦司

    資金調達(融資、リース)から、経営戦略の立案からM&Aによる事業拡大、M&Aによる財務リストラ、経営承継など企業のステージにあった提案を行っている。

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